「相続税のポイント」

相続税について皆さんはどれくらい考えたことがあるでしょうか。普通に生活していればおそらく相続税の知識なんて全く入ってこないと思われます。しかし、不幸というものはいつ訪れるか分かったものではありませんし、自分の親がいつ亡くなってもおかしくはないのです。その中で、悲しみに暮れるのもいいのですが、やはり親の死後に重要なことの1つとしては、遺産を相続することだと思います。そして、親の財産を遺産として相続する際には、相続税が課せられます。ですので、急な不幸に対して、起きてから相続税について勉強してしまっているようでは、対応が遅れてしまい、知識不足の結果、損をしてしまうことがあるかもしれません。ということで、いつ何が起きてもいいように、できるだけ早めに相続税に関する知識を学んでおいたほうがいいのです。今回はそんな重要だけど学ぶ機会がなかなかない相続税について、まとめていきたいと思います。

1.基礎控除について

「基礎控除」とは、簡単に言えば、ここまでの額であれば税金が控除されるという意味ぐらいにお考え下さい。その基礎控除が法改正によって、以前の60%ほどに減額されました。改正後の基礎控除は3000万円+(600万円×法定相続人の数)となっており、控除が提要されるための金額が下げられました。

2.税率について

これまでは相続額に対して6段階の税率がかけられていたのですが、改正後にこれが8段階となり、、2億円超から3億円以下の部分は40%から45%へ引上げ、6億円超の部分は50%から55%へ引上げが行われました。

3.税額控除について

これは未成年者控除および障害者控除の控除額が増額されます。未成年控除に関しては、改正前は20歳までの1年につき6万円だったのが、改正後は20歳までの1年につき10万円に増額されます。障碍者控除については、改正前は85歳までの1年につき6万円(特別障害者12万円)だったのが、改正後は85歳までの1年につき10万円(特別障害者20万円)に増額されます。

4.小規模宅地の特例について

これは、被相続人または被相続人と生計を共にしていた被相続人の親族が事業用または居住用に使用していた土地で要件を満たす場合は限度面積までの部分について、評価額を50%~80%を減額する事ができます。つまりこれは、税制上の土地の評価額を減額することができるので、実質的な相続税を減税することができるのです。

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