大人向けの真

仮面ライダーシリーズ20周年を記念して作られ、1992年にリリースされたオリジナルビデオ作品『真・仮面ライダー 序章』は、子ども向けではなく大人向けを目指して作られた作品です。
そのため、主人公とヒロインが全裸になったり、グロいシーン(敵の脊髄を引っこ抜く場面は語り草になっています)があったりと、子どもに見せるのはちょっと憚られる内容です。
「序章」と付いていることからもわかるようにシリーズ化される予定だったのですが結局続編は作られておらず、ある意味シリーズで最も不憫な作品と言えるかもしれません。

原点回帰のZO

『仮面ライダーZO』は1993年に公開された映画作品です。原点回帰的な内容で、ZOは仮面ライダー1号と同じくバッタがモチーフであり、肉弾戦を主体に戦います。
監督はキャラクターデザイナーとしても活躍しており、近年では『牙狼』シリーズなどを手掛けた雨宮慶太氏。怪人も雨宮氏がデザインしており、クモ女の撮影には日本の特撮作品では珍しくストップモーションが使われています。

巨大化するJ

1994年に公開された『仮面ライダーJ』も、ZOから引き続き雨宮慶太氏が監督を務めました。脚本は多くの特撮ヒーロー作品を手掛けた上原正三氏です。
本作の特徴は何と言ってもJが巨大化することでしょう。大地の精霊の力によってJは身長40メートルの「ジャンボフォーメーション」となるのです。この形態で繰り出す「ジャンボライダーキック」は迫力満点で、一見の価値はあります。

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