実際のデータのやり取り

普段何気なく使っているインターネット。地球の裏側の情報も瞬時に入手できるこの機能は、
実際にはどのように実装されているのでしょうか。実は海の底にずーっと長いケーブルを敷き、
そのケーブルの中を信号が往来して、データのやり取りが行われているのです。
無線や衛星などが飛び交うこのご時世、意外だとは思うのですが実際は殆どが海底ケーブルによって実現されています。

海底ケーブルのトラブル

海底ケーブルは、あらゆる地域で実用されていますが、どこでも多くのトラブルがつきものです。
漁船の底引き網に引っかかって破損したり、サメが餌と間違えてかかんでしまうこともあります。
何もしていなくても海底にずっと沈み続けている為、潮流などの自然の力によって破損することも少なくありません。

なぜ海底ケーブルなのか

無線ではなくなぜ今でも海底ケーブルが利用されるのでしょうか。一つには実績です。
海底ケーブルが最初に作られたのは1854年。日本はまだ江戸時代の頃、大西洋横断電信ケーブルの設置が計画されました。
海底にケーブルを沈めて利用するノウハウが十分に蓄積されているといえるでしょう。
二つ目には、衛星などによりデータを授受すると、遅延が発生してしまいます。
海底ケーブルだと、中のデータをやり取りしている線は、光の速さに近い光ファイバーが使用されている為、
データの通信時の遅延が発生しにくい。

このように、一見原始的な方法のように見える海底ケーブルでも、
実際に実用することを考えると十分な通信媒体だといえるでしょう。

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