セミはどこに卵を産むの?

土の中から出てくるので、土の中に産んでいると勘違いされがち。
実は、木の幹に埋められているんですよ!
種類にもよりますが、セミは300~600個の卵を産むとされています。

梅雨の時期、卵は孵化をはじめます。
幼虫は柔らかい表皮に覆われていて、土を目指して木を降りるのだそうです。
大きさは、肉眼で見えるかどうかだそうです。

土の中は安全?

土に潜った幼虫は、木の根から樹液を吸って成長します。
しかし、その時、幼虫は身動きできません!
土の中は一見安全そうですが、モグラやケラなどの住処でもあります。
また、3~17年ほど過ごす間に地中の菌に侵されてしまうセミもいるのだとか。

長い間地中で過ごす理由は、木の根の樹液は幹と違い栄養価が低いからだそうですよ!

地上なら安全?

全国に生息急いているアブラゼミ。
6年間土の中で過ごすと、成虫になるために地上に這い出てきます。
この時点では、セミは硬い殻に守られていますが、襲われてしまえば捕食されてしまう程度の硬さ。
さらにセミは、整体になった直後は柔らかいため。アリの格好のえさになってしまいます。

そのため、セミは羽化を日没にはじめます。
しかし、表面や羽が完全に硬くならないと飛ぶことができません。
その間、襲われない様にする手立てはないのです。

成虫なら怖いものなし?

セミは、じつは天敵が多い昆虫なんです!
飛んでいれば鳥に捕まり、樹液を吸っていると蜂に襲われ、
散策をしているとくもの巣に引っかかってしまいます。
そして・・・人間に捕まってしまい、狭い虫かごの中で亡くなってしまうこともあります。

冒頭で「地上に出てきたら1週間くらいしか生きられない」と書きましたが、
セミは1ヶ月から1ヵ月半ほどは生きられるんですよ!
それが「1週間ぐらいしか生きられない」と勘違いされるようになったのは、
人間が捕まえたセミがその期間しか飼育できないことからきた都市伝説なんだそうです。

セミはオスだけしか鳴きません。
パートナーを見つけるために、鳴きつづけているんだそうですよ。
めでたく相手を見つけられずに一生を終えてしまうオスもいますし、
卵を産むとメスは亡くなってしまいます。

暑いと、ついつい「五月蝿い(うるさい)」と煙たがってしまうセミですが、
過酷な一生を過ごしているんですね!

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