差し歯にはいろいろな種類がある

差し歯は、歯に金属の土台を差し込み、その上に被せ物をする治療です。被せ物にはいろいろな素材が使用されており、それぞれ特徴と値段が異なります。費用が安いものから、自分の歯と見分けがつかないものまでさまざまです。また、保険が利用できる素材とそうでない素材があるので、この点でも値段が変わります。保険が利用できる素材とそうでない素材の差は、必要性の有無と考えればよいでしょう。治療に当たり必要性が認められる素材は保険が適用されます。必要以上にこだわった素材は、保険が適用されません。そのため値段は高くなりますが、見た目にこだわることができます。

保険診療で差し歯を利用した場合の値段

保険診療で差し歯を入れた場合、硬質レジンジャケット冠(1番目~4番目の歯に適用)や硬質レジン前装冠、銀歯、ハイブリッドCAD/CAM冠(4番目・5番目の歯のみ適用)を利用できます。それぞれの価格と特徴をご紹介いたします。

硬質レジンジャケット冠・硬質レジン前装冠

被せる部分全体をレジンという歯科用プラスチックで作った差し歯が硬質レジンジャケット冠です。1番目から4番目の歯に適用されることからわかる通り、白色で目立ちにくい特徴があります。ただし、割れやすくすり減りやすいので、中に金属を入れた硬質レジン前装冠を使用することが一般的です。硬質レジン前装冠を保険診療で利用した場合、3,000円程度の自己負担になります。

銀歯

全体が金属でできている差し歯です。保険を利用する場合、ニッケルクロム合金と金銀パラジウム合金から選ぶことができます。とはいえ、たいていの場合において金銀パラジウム合金が選ばれます。保険診療で銀歯を利用した場合、自己負担は3,000円程度です。強度が強いので力がかかる部位にも使える点、安価である点はメリットですが、目立ちやすいデメリットなどがあります。

ハイブリッドCAD/CAM冠

ハイブリッドCAD/CAM冠は、2014年4月から4番目・5番目の歯に保険が適用されることになりました。こちらはレジンをCAD/CAMで削りだし制作する差し歯です。白い歯で目立ちにくく、強度に優れる点がメリットです。保険診療で利用した場合の自己負担は8,700円程度です。歴史が短く取り扱い歯科医院が少ない、保険が適用される歯が限定されるなどのデメリットがあります。

まとめ

保険診療で差し歯を利用した場合、以上の値段になります。いずれも安価な自己負担で利用できる点が大きなメリットです。審美面が気になる方は、更なる費用負担をして、保険外診療を受けるとよいでしょう。

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