タウシュベツ橋の変遷

旧国鉄士幌線は、帯広市と上士幌町十勝三股を結ぶローカル線でした。そして、上士幌町糠平から十勝三股へ行く途中に、タウシュベツ橋がありました。タウシュベツ橋以外にもアーチ橋はいくつもあり、これらも観光コースになっています。
そのタウシュベツ橋ですが、糠平ダムの建設により、昭和31年に水の底に沈むことになりました。士幌線は、糠平湖の南側に新しく付け替えられ、タウシュベツ橋の任務は終わりました。

しかし近年、タウシュベツ橋自体の美しさと、その周りの山々との構図が美しいということで人気が出てきました。糠平湖の水位により、水面に沈んだり浮かんだり変化のあるタウシュベツ橋は、ぬかびら源泉郷の一番の観光資源になっています。

観光コース

糠平湖は季節により水位が変動します。写真のように、水位がすっかり下がる時期もありますが、春の雪解け時は橋が水面下に沈みます。

タウシュベツ橋に行くには、糠平湖に沿ってある国道ではなく、国道から湖をはさんで反対側の林道を通らなければなりません。林道を通るには許可が必要です。ヒグマの出没が多く危険な林道です。

より、いろいろと面倒なので、「ひがし大雪自然ガイドセンター」のガイドさんに案内してもらうことをお勧めします。特に冬は、凍結した糠平湖を横断してタウシュベツ橋に行くことができます。氷点下20度以下にもなる冬にタウシュベツ橋に行くのは、貴重な体験になるでしょう。

もうじき倒壊しそう

ところがここにきて、タウシュベツ橋の劣化がかなり進んでしまいました。湖に沈んだり浮かんだりして、そして凍結を繰り返すことにより、劣化がかなり進んでしまったのです。おそらくあと数年で崩れてしまうでしょう。

この記事を書いた年(2017年6月)が、タウシュベツ橋の全体を見る最後かもしれません。興味があったら是非タウシュベツ橋に訪れることをお勧めします。

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