■「赤ちゃん返り」とは

「赤ちゃん返り」とは、主に幼児期の子どもにおいて、弟や妹が生まれたときに、両親(特に母親)の愛情が弟・妹に向けられてしまい、親の愛情が自分に向けられていないと感じ、これまで出来ていたことが「できない」というようになり、お母さんなどの助けを求めるようになることです。
なお、「赤ちゃん返り」が起こるのは何も下の子が生まれた時のみに起こるものではなく、例えば保育園や幼稚園への入園など、子どもの自立が強く求められる大きな環境の変化が起こった際にも、「赤ちゃん返り」は起こり得ることが分かっています。

■実は深刻な小学生以降の「赤ちゃん返り」の症状

「赤ちゃん返り」は主に自我が形成されつつも、我慢などが難しい幼児期に起こる現象ですが、実は小学生以降でも「赤ちゃん返り」は起こりうることが分かってきています。原因は幼児期と同じく、下の子が生まれるなど自立が強く求められたり、引っ越しや入学などの環境の変化などですが、幼児期と違うのは「赤ちゃん返り」の症状です。

小学生以降になるとある程度、物事の分別がつくようになり、我慢するなど表面的には心をある程度コントロールできるようになり、幼児期の「赤ちゃん返り」のように「できない」「ママにやってもらう!」など、具体的な行動は出ません。

しかし、深層心理においては「両親の愛情や関心が自分に向けられていない」と感じ、それが精神的な負担となり、身体的症状として現れることがあります。

具体的には、風邪などではないのに体の不調を訴える・学校に行きたがらない・おねしょ・昼間のお漏らしなどが挙げられます。特におしっこに関係する神経はストレスの影響を大きく受けるため、おねしょやおもらしなどの症状が出ることが多いようです。
最初は大きな症状ではないですが、場合によっては不登校や引きこもりなどにつながることもあるので、早めの対策が重要となります。

■小学生以降の「赤ちゃん返り」の対策

小学生以降の「赤ちゃん返り」には「甘えたいけれど甘えられない」というジレンマが根底に存在します。
決して「もう小学生なんだから!」としかることはせずに、優しく慰めたり、時には存分に甘えさせてあげることが何よりの対策といえます。また、おねしょやおもらしに対しても否定せず、場合によってはおむつなどをはかせてあげて、具体的な愛情表現をするのも良いかもしれません。

また、子ども自身には「弟・妹に見られたくない」という思いもあるでしょう。その際は、下の子に見られない環境で、存分に甘えさせてあげましょう。

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