マクロ記録で作業を自動化する

Excelの「VBA」とは、Excelに思い通りの動作をさせるプログラム言語のことです。 プログラムとは、コンピュータにさせる仕事のことで、Excelでその仕事「マクロ」と呼ばれるものになり、仕事をさせるための指令書を書く言語が「VBA」と呼ばれるプログラム言語になります。
つまり、プログラムによって動く一連の動作がマクロです。その動作の指令を書くための言語が VBA(Visual Basic for Applications)になります。マクロの中身(VBAで書かれたプログラムコード)は、通常、Excel画面からは直接見られません。「VBエディタ」と呼ばれる特別なツールを使えば見られます。
マクロを作るメリットはExcelの操作を自動化できて非常に便利だからです。手順の多い作業や繰り返しの仕事などをマクロにしてしまえば、面倒な作業を一気に済ませることができます。

Excelで行う決まった作業をマクロとして保存しておけば、目的のマクロを呼び出すだけでいつでも実行できるので、あたかもExcelのコマンドが増えたかのような感じになります。マクロは、Excelの基本操作ができれば「マクロ記録」という機能を使って誰でも作ることができます。この機能の利用にはVBAの知識は必要ないですが、VBAに習熟してきたら、プログラムコードをいちから書いて思い通りのマクロが作れるようになります。

Excel2007 VBAでプログラム入門#実践編

VBAには覚えると便利な基本構文がいくつかあります。1.オブジェクト.メソッド構文と2.オブジェクト.プロパティ=△△(設定値)です。
オブジェクトとはExcelでは操作する対象を指します。例えば、『セル』、『ブック』、『シート』などがオブジェクトになります。
マクロを書く時には、どのオブジェクトを操作の対象にするのか特定する必要があります。メソッドはオブジェクトの動作そのもののことです。
プロパティとはオブジェクトの属性(特徴や性質)のことです。
また、VBAには基本構文と組み合わせることで、便利なプログラムを作ることができる特別なコードがあり、それが特別構文です。
特別構文は、使う構文によって決まった書き方(書式)があります。おもな特別構文には、繰り返し構文、条件分岐構文、VBA関数などがあり ます。
繰り返し構文は、同じコードを連続して実行する時に使用します。 条件分岐構文は、指定した条件への一致・不一致で実行するコードを変えられます。 VBA関数はワークシート関数とは異なり、VBAで利用できる関数です。
VBAには条件分岐構文が2種類あります。ここでは、条件分岐構文のひとつである「If 構文」を紹介します。このコードは、指定した条件により実行するコードを切り替えられるようになります。 例えば、「もしも宮内が課長だった場合は外出する、課長でなかった場合は電話する」という内容をこの構文を使って書くとしたら「If 宮内が課長 Then 外出する Else 電話する End If」というコードになります。つまり、「If」と「Then」の間に条件式を指定し、この条件式が成立する場合は、「Then」以降のコードを実行します。条件式が成立しない場合はこの コードは実行されません。「Else」以降の部分には、条件式が成立しなかった場合に実行するコードを指定することができます。他にも、繰り返し構文の「For...Next」構文は、決まった回数だけコードを繰り返すことができます。 このように、特別構文をマスターすれば複雑な処理をさせることも可能になります。

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