新しいSNS

Twitter、Facebook、Instagram、mixi、現在世の中には様々なSNSが存在します。そんな中、最近また新しいSNSの流行の兆しを見せ始めました。その名は「mastodon(マストドン)」。一体、mastodonとはどんなSNSなのでしょうか?

革新的なサーバー分散型

「mastodon」はTwitterと同じように、400文字以内のトゥート(つぶやき)を投稿し、更に世界中のトゥートを見ることが出来る、というSNSです。トゥートにはURLや画像を添付することが出来るほか、アカウントをフォローしたり、トゥートをブースト(他のSNSでいうシェアやRT)や好きなトゥートをお気に入りすることが出来ます。
ここまでは既存のSNSと変わりないように思えますが、mastodonで注目すべき仕様ではなくその「在り方」なのです。
通常、SNSのサーバーを管理しているのは1つの団体(あるいは企業)です。TwitterであればTwitterの会社が、FacebookであればFacebookの会社が管理しています。しかし、mastodonは、このサーバー(mastodonではインスタンスと呼ばれる)を個人で設立、管理することが出来るのです。これが何を意味するかと言うと、「共通の趣味、思想を持つコミュニティの場を自由に設立できる」ということなのです。つまり、インスタンスを立てる技術さえあれば、「主婦用のSNS」であるインスタンスや、「特定の趣味人用のSNS」であるインスタンスを設立、運営出来る、ということなのです。また、mastodonはオープンソースでもある為、趣味思想に合わせて仕様を最適化することも出来ます。これにより、mastodonは他のSNSと比べより分野ごとに先鋭化した情報発信が可能なのです。
しかも、一つのインスタンスにアカウントを作れば、他のインスタンスのトゥートも見ることが出来、開放性も保証されています。馴染みの仲間や共通の趣味を持つ人と楽しむことも、他のSNSのように広い世界に情報を発信することも出来るのです。

実際のインスタンス

実際に、既に様々な企業や個人がインスタンスを設立しています。例えばクリエイター向け投稿サイト「pixiv」は、イラストレーターのためのインスタンス「pawoo」を立ち上げました。他にも変わり種を紹介すると、奈良県民を対象にした「奈良トドン」があります。このインスタンスはなんとユーザーが次々と「鹿」に関するアカウントで参加し、さながら本当に奈良の観光地のようになっています。余りに鹿が増えすぎた結果、現在では「鹿トドン」という名前に変更になっています。他にもヨッピー氏の作成した「hokutodon 」があり、こちらは漫画「北斗の拳」のような世紀末世界を目指すため、敬語禁止、煽り行為推奨のジョークインスタンスとなっています(現在は停止されています)。
また、同じくジョークインスタンスとして「mstdn.osaka」というインスタンスが存在し、このインスタンスでは説明文や用語が全て関西弁にローカライズされています。例えば、通常「トゥート」と表記されるものは全て「なんや」になっていますし、「お気に入り」は全て「ええやん」に置き換えられています。
勿論、指向性のない普通のインスタンスも設立されており、日本の学生が設立しなんと世界一のユーザー数のインスタンスになってしまった「mstdn.jp」などが存在します。

今最もムーヴメントが来ていると言っても過言ではないmastodon、新しいもの好きであれば、挑戦してみない手はありません。スマートフォン用のアプリも続々と開発が進んでおり、これからに期待できるSNSとしては間違いなくナンバーワンです。まずはこの記事にあるものや、或いは自分の好みのインスタンスを探してみましょう!

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