65歳以上の高齢者の人口はここ数年増加の一途をたどっています。

文字通り高齢化社会の日本。高齢家族の介護に直面するのも他人事ではないのではないでしょうか。

今回は、もしあなたの家族が介護を必要となったときの心構えについてまとめてみました。

怒らない

誰しも歳をとるにつれ直面するのは、今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなるということです。
運動機能であれば、歩行するのにもつまずきやすくなったり、杖が必要になったり、記憶能力であれば、物忘れが酷くなったり、認知症が始まったりと、あらゆる老化現象が徐々に顕著になってきます。
高齢者を抱える家族の中には、その老化現象にイライラして怒ったりする人達が存在するのも事実です。しかしながら、怒ってもその症状が改善することはありません。それどころか、特に認知症に言えることですが、症状が酷くなる場合があります。
介護する側の人間は、高齢者本人がそうなりたくてなったわけではないということを決して忘れてはいけません。

受け入れて付き合っていく

高齢者につらくあたる人の中には、家族関係がもとより良くなかったという方もいらっしゃいますが、中には家族のそういった症状が受け入れられないという理由の方もいらっしゃるようです。

「どうしてこんな怒りっぽくなっちゃったの……」
「あんなにしっかりしていた人なのに……」

悔しさ、やりきれなさ、そういった感情が怒りへと転化し、高齢者へと矛先が向くことも珍しくないようです。

特に認知症高齢者を抱える家族に多く見受けられます。
そういった方々の心中は察するに余りあるものがありますが、前述のとおり怒鳴ったところで「元気だった」「しっかりしていた」「優しかった」その人には戻れないのがほとんどです。

イライラしたらひとまず深呼吸しましょう。
そして可能であればその場を離れるのも一つの方法です。
他の家族に見てもらうなどして、ひとまず心の休息をとるよう心がけましょう。
そして冷静になったら、少しずつでいいので家族の老化を「受け入れる」ことを始めてみましょう。

プロを頼る

高齢者家族がそろそろ介護が必要だと感じたら、まず要介護認定の申請をしましょう。

市区町村の窓口か地域包括支援センターで出来ます。

要介護認定がおりたら、積極的にプロの力を借りましょう。

一人で抱え込むことが一番よくありません。

訪問介護やデイサービス、ショートステイ等を利用して、介護から自分を解放してあげましょう。

自分の時間の確保は介護を続ける上で不可欠です。

自分を責めない

介護をする上で必ずと言っていいほど、自己嫌悪に陥ります。

「なんで怒鳴っちゃったんだろう」
「なんで体の不調に気付いてあげられなかったんだろう」

プロではないのだから、完璧な介護なんてそうそうできるものではありません。
つい怒鳴ったときは「さっきはごめんね」と伝えましょう。
やれるだけのことをやればいいんです。
どうか自分を必要以上に責めないでください。

まとめ

大事なのは一人で抱え込まないことです。

様々な専門家に頼ることで、介護の負担軽減は図りましょう。

介護する側の健康が損なわれては、共倒れになってしまいます。

体も心も休めながら、介護にのぞみましょう。

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