昨年のリオデジャネイロ・オリンピックで決勝トーナメントに進出し、

ベスト8という結果を残した日本の女子バスケットボール。

一方で男子はオリンピック出場を逃したものの、

Bリーグ開幕で注目が集まっているのとは対照的に、

女子は今一つ注目度が上がっていません。

3月8日から日本女子バスケットボールの最高峰Wリーグのファイナルが始まります。

レギュラーシーズン27試合を戦い、上位8チームがプレイオフに進みます。

クォーターファイナルではレギュラーシーズンの1位と8位、2位と7位、3位と6位、4位と5位がそれぞれ対戦。

セミファイナルでは、1位と8位の勝者対4位と5位の勝者、

2位と7位の勝者対 3位と6位の勝者となります。

レギュラーシーズンからプレイオフ・セミファイナルまで

レギュラーシーズンで27戦全勝を成し遂げ、ダントツの1位になったJX-ENEOSサンフラワーズ。

Wリーグ9連覇を狙います。

2戦先勝方式のプレイオフ・クォーターファイナル、セミファイナルでも4連勝し、

今シーズンの連勝を31に伸ばしました。

レギュラーシーズンで2位になったトヨタ自動車アンテロープス。

日本代表本川紗奈生を中心に力のあるシャンソンVマジックをセミファイナルで2勝1敗と降し、ファイナルに進出しました。

昨シーズンのファイナルでJX-ENEOSに1勝3敗で敗れ、今シーズンに雪辱を期していた富士通レッドウェーブ。

レギュラーシーズンは3位と悪くない結果でしたが、クォーターファイナルでシャンソンに1勝2敗で敗れ、

昨シーズンの雪辱に臨むだいぶ手前でシーズンを終えてしまいました。

ファイナルの見どころ

ファイナルは3戦先勝方式で、JX-ENEOSとトヨタ自動車の対戦になりました。

日本代表のポイントガード(PG)吉田亜沙美、パワーフォワード(PF)間宮 佑圭、センター(C)渡嘉敷来夢を中心に、

今年ブレイクしたスモールフォワード(SF)宮澤夕貴ら選手層も厚いJXの優位は揺るぎません。

特に渡嘉敷、間宮のツインタワーはシュート、リバウンドともに抑えるのが難しく、他を圧倒しています。

トヨタとしては、ベテランPGの大神雄子を中心に、オリンピックでも活躍したSF栗原三佳のスリーポイント・シュートを活かしたいところです。

ゴール下の高さでは、JXが圧倒しています。

トヨタが優位に立つとすれば、栗原のみならず全員が外からのシュート確率を上げ、また速攻などイージーシュートを増やして、

JXにリバウンドの機会を与えないことが重要です。

9年前JX(当時はJOMO)を降してWリーグチャンピオンになった富士通で当時プレイし、

プレイオフMVPに輝いたベテラン矢野良子の存在も頼もしいところです。

注目の選手

宮澤夕貴(JX-ENEOS)

宮澤夕貴(JX-ENEOS)

宮澤夕貴(JX-ENEOS)
今シーズンJXで最も成長した選手です。
身長182cmのフォワードで、昨シーズンまではどちらかと言うとリバウンドも活躍するPF的なプレイスタイルでした。昨年までのキャリア4シーズンで、スリーポイント・シュートを試みたのが1回のみで、成功もしていません。
しかし今シーズンは、スリーポイントの精度を上げたことによって、得点力が飛躍的に上がり、1試合平均の得点はチープトップの20.5を記録しました。スリーポイント成功率も38.1%でリーグ9位とスリーポイント・ルーキーとしては上々でした。
このサイズでスリーポイントを決められるのは、総じて身長の低い日本代表が国際試合で活躍する上で、大きな武器になると思います。
今シーズン終了後、日本代表のヘッドコーチに就任する現JXのトム・ホーバス ヘッドコーチがその辺りを見据えて、宮澤のスリーポイントを強化したのかもしれません。

栗原三佳(トヨタ自動車)

栗原三佳(トヨタ自動車)

日本を代表するスリーポイント・シューターです。

リオ五輪グループリーグの初戦ベラルーシ戦では、6本のスリーポイントを決めてチーム最多の20得点を記録し、日本の勝利に大きく貢献しました。4戦目のオーストラリア戦でも6本のスリーポイントを決め、チーム2番目の20得点を記録しました。
リオ五輪6試合での1試合平均の個人成績は、出場33分50秒、得点12.7、リバウンド5.0でした。特筆すべきはスリーポイントの成績で、全部で47本放って24本成功、成功率は何と51.1%でした。これは出場全選手の中で第3位、決めた本数24は第2位でした。
決勝トーナメント1回戦のアメリカ戦でもスリーポイントを7本放って4本決めているので、世界トップレベルの試合でも充分通用するシューターであることを証明しました。
栗原がリオ五輪のようにスリーポイントを炸裂させることができれば、トヨタにもチャンスは出てくると思います。

渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)

渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)

JXのみならず日本の大エースです。

世界最高峰の女子リーグWNBAのシアトル・ストームにも所属し、シアトルでプレイして2シーズンが過ぎました。
身長193cmでこれまでの日本にいなかったサイズですが、WNBAではフロントコートプレイヤーとしては決して大きくはないので、センターとしてよりもフォワードとしてのプレイが求められました。渡嘉敷はその点しっかり対応して、外からのシュートなどはWNBAに行く前と比較しすると格段に上達しました。
接触プレイが多く、受けるファウルも多くなるフロントコートプレイヤーにおいて、フリースローの確率が高い渡嘉敷はチームにとって非常に心強い存在です。

水島沙紀(トヨタ自動車)

水島沙紀(トヨタ自動車)

レギュラーシーズンでは1試合平均の得点がチームトップの12.5を記録したシューティングガード(SG)です。

高校時代は桜花学園でJXの渡嘉敷と同級生チームメイトで、高校8冠を達成しました。

間宮、渡嘉敷のいるフロントコートではどうしても分が悪いトヨタなので、栗原、水島、大神などバックコートで得点を重ねたいところです。

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