NBAクリーブランド・キャバリアーズ(キャブズ)が、ダラス・マーベリクスからウェイブされたデロン・ウィリアムズと契約しました。手薄であったポイントガード(PG)の補強としては、補って余りあるものになりました。
もう一方で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズからウェイブされたアンドリュー・ボーガットととも契約しました。PGの次に課題とされたビッグマンの補強に成功しています。

・補強前のキャブズの状況

キャブズのPGは、ビッグ3の一角カイリー・アービングは良いのですが、控えにルーキーのケイ・フェルダーだけしかいないのが弱点でした。オールラウンドプレーヤーのスーパースター、レブロン・ジェームズの存在はあるものの、シューティングガード(SG)がPGを務めるケースも多く見られました。
そこへ来てSGのJ.R.スミスが右手親指の骨折で長期離脱を強いられ、PG補強の必要性が一層高まりました。
またゴール下のリバウンドにおいて、トリスタン・トンプソン、ケビン・ラブに次ぐ安定したリバウンダーも必要とされていました。

・デロン・ウィリアムズ

191cm99kgと大柄な部類に入るポイントガードのウィリアムズは、2005年のドラフトでユタ・ジャズから1巡目全体3位の指名を受け、NBA入りしました。
オールスター3回出場、北京、ロンドンと2大会アメリカ代表として出場、NBAトップクラスのPGになりましたが、2011-12シーズンを頂点に個人成績は下り坂になります。
現在32歳、まだ一度もNBAチャンピオンになったことがないウィリアムズは、昨シーズンのNBAチャンピオン、キャブズに加入してその座に輝く可能性を高くしたかったのだと思います。

・アンドリュー・ボーガット

213cm118kgの巨体を持つボーガットは、昨シーズンはゴールデンステイト・ウォリアーズに所属し、キャブズとNBAファイナルで対戦しました。シリーズ途中で怪我のため戦線離脱してしまいましが、ボーガットがいなかったから、ウォリアーズはゴール下の戦力が低下して敗れたとまで言われました。

良い選手を集めたからといって、必ずしもチームが強くなるわけではありません。
レギュラーシーズンの間に、チームとして完成度を高め、プレーオフでその力を発揮できるようにしなければなりません。
駒は揃った、後は実践あるのみというところです。

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